これは期待大!妊娠の兆候について
妊娠を望んでいる方にとって、妊娠検査薬で結果が現れるまでの期間は不安で仕方ないですよね。妊娠初期症状が1つでも当てはまっていると、妊娠の可能性を深く信じてしまい、生理がきてしまってガッカリすることもあるでしょう。ここでは、妊娠の可能性が期待できる妊娠の兆候について説明します。
目次
妊娠の兆候は生理予定日の1週間前から起きる!その理由とは
生理予定日から約2周間前に排卵が起こります。この時に精子と卵子が受精することで受精卵が誕生し、1週間ほどの期間をかけて受精卵は卵管を通り子宮に到着し、子宮内膜に着床することで妊娠が成立します。そのため妊娠の兆候は受精卵が着床した時から起こると考えられており、早くても生理予定日の1週間前から症状が現れるといえます。
この兆候は妊娠の可能性大!?6つの妊娠兆候について
1.少量の出血
生理予定日の約1週間前に少量の出血を伴った場合、着床出血の可能性があります。着床出血とは、受精卵が子宮内膜に着床をするときに起こる出血のことで、少量の出血が3日ほど続きます。生理予定日の約1週間前に少量の出血がある場合、妊娠の可能性が高いです。
2.体調不良
妊娠の兆候と生理前の症状のどちらにも、倦怠感や眠気、体が熱いといった症状が現れます。しかしこの症状にもちょっとした違いがあります。生理前の場合は辛いけど耐えることができます。しかし妊娠兆候の場合、休んでいなければ耐えられないほど眠く、体がポカポカと熱くなります。いつもの生理前よりも症状が重い場合は、妊娠の可能性があります。
3.胸の張り
生理前にも起こる症状ですが、生理前の胸の張りとは異なり、胸が引き伸ばされるような痛みと同時に、乳首がチリチリと痛くなったり痒くなったりします。いつもの生理前の胸の張り方が違ったり乳首が痒かったり、胸が張っている期間が長い場合は妊娠の可能性があります。
4.おりものの変化
おりものには膣内を清潔に保つ役割と、精子が卵管へたどり着くようにサポートする役割があります。そのため排卵日あたりが最もおりものの分泌量が多くなります。通常受精や着床をしなかった場合、おりものの分泌量は徐々に減っていくのですが、排卵日あたりからおりものの量が一定であったり増えたりした場合は、妊娠の可能性があります。
5.食の変化
妊娠の症状として食の好みが変わることは事実であり、この兆候は着床し妊娠が成立した時から起こり得ます。わたしが妊娠した時は、妊娠検査薬で陽性反応が出る前から、お肉嫌いのわたしがお肉を好きになるほど食の好みが一気に変わり、周囲から妊娠を疑われましたがその時点では陰性、そしてその数日後に陽性反応が現れました。
このように、食の好みが明らかに変わった場合は妊娠の可能性があります。
6.下腹部痛
下腹部痛は生理前にも起こる症状ですが、生理前の痛みとは少し異なります。生理前の下腹部痛は、子宮が収縮するようなキューッとした痛みが現れることに対し、妊娠した場合の下腹部痛は、チクチクと子宮が押し広げられるような痛みが生じます。いつもの生理前の下腹部痛と少し違う痛みが生じた場合は、妊娠の可能性があります。
最も信頼性が高いのは基礎体温!基礎体温は必ず測ろう
自分で妊娠しているか、していないかの判断をする場合、基礎体温が最も信頼性が高いです。基礎体温は低温期と高温期に分かれており、排卵が終わると高温期に入ります。高温期は受精卵が着床するためのサポートを行い、着床し妊娠した時は妊娠の継続のサポートを行う大事な時期です。妊娠が成立しなかった場合は、高温期が14日程度で終わり生理が訪れ低温期に入りますが、妊娠が成立した場合は、安定期に入る頃まで高温期が続きます。そのため高温期が16日以上、継続されている場合は妊娠の可能性があります。
おわりに
妊娠の兆候は、早くて生理予定日の1週間前から起こります。しかし妊娠の兆候と生理前の症状は似ているため、よく間違えてしまう方が多いのです。妊娠の兆候と生理前症状のちょっとした違いを理解し、見分けるようにしましょう。そして何より信用性が高いのは基礎体温です。日頃から基礎体温を測るようにするといいでしょう。
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