妊活から出産までかかるお金はどれくらい?
お金をかけずに妊活をしている人、サプリメントなどを購入して妊活をしている人、不妊治療を行いながら妊活をしている人など、妊活にかかる金額は人それぞれですが、だいたい妊活にいくらくらいかかるのか把握しておくことで後々役に立つこともあります。また妊活にかかるお金のことだけではなく、妊娠期間中や出産にかかるお金のことも考えたほうがいいといえます。
ここでは、妊活から出産までにかかるお金について説明します。
目次
長引くほどお金がかかる!?妊活にかかるお金について
妊活を始めたからといって、いきなり葉酸や漢方薬といったサプリメントの購入をする人は少ないです。まず3ヶ月程度自然妊娠を試みる人が多く、基礎体温を測らないという人もいます。そのため妊活にかかるお金は、最も安くて0円といえます。
何ヶ月か自然妊娠を試みた結果、妊娠することが難しいと感じた方が、基礎体温を測ったりサプリメントを購入したりします。基礎体温計やサプリメントの購入などにかかるお金は、10,000円前後です。
妊活中に最もお金がかかることは、不妊治療費です。治療内容などによって異なるため、それぞれの治療費について説明します。
タイミング法 | 5,000~10,000円 |
人工授精 | 10,000~30,000円 |
体外受精 | 300,000~600,000円 |
顕微授精 | 300,000~600,000円 |
このように不妊治療は、治療内容によって金額が異なります。またいきなり体外受精などを行うのではなく、ほとんどの方がタイミング法から始め、なかなか妊娠できない状態が続くことで、治療法がステップアップしていくのです。そのため不妊治療は、1000,000~2000,000円もの治療費がかかってしまうこともあります。
不妊治療は医療費控除が使える
医療費控除とは、医療費を一定額以上払った際に適用されます。1月1日から12月31日までの1年間に、医療費が10万円を超える場合や所得金額の5%を超える場合に、上限として2000,000円までが控除の対象となっています。
妊娠したらいくらかかる?必要なのは検診費だけじゃない。
妊娠は、病気ではないため健康保険が適用されません。1回あたりの検診費は3,000~5,000円程度ですが、検査が多い時や検査項目によっては20,000円ちかくかかってしまうこともあります。検診費での自己負担額は60,000円前後ですが、国が望ましいとする検診回数の14回を足すと、かなり高額になってしまいます。現代は妊婦さんの経済的な負担を減らすため、公費で助成されるようになりましたが、女性の内容や金額は自治体によってさまざまです。ですから妊娠健康診査受診票を受け取ったら、助成内容を確認するようにしましょう。
マタニティ、ベビー用品はこんなにかかる!
妊娠にかかるお金は検診費だけではありません。赤ちゃんだけで、3kgもあるお腹を抱えて生活することは思っている以上に大変なことです。そのためマタニティ用品の購入は免れません。
そして何よりベビー用品は必ず揃える必要があります。母乳で育てると心に決めていても、体の調子が悪く母乳を飲ませられない日などは、ミルクを与える必要があります。
他にも揃えるものはたくさんあり、マタニティとベビー用品を揃えるだけでも200,000円ほどかかってしまいます。
産み方によってかかるお金が異なる!出産費について
赤ちゃんを産むためには400,000円前後のまとまった費用が一度に必要となります。しかし健康保険に加入している人は、420,000円の出産育児一時金が給付されるため、自己負担額は100,000円もかかりません。
自然分娩ではなく、帝王切開になった場合は200,000円ほど負担する必要があり、無痛分娩にした場合は、通常の分娩費に50,000~100,000円の追加料金がかかってしまいます。
おわりに
妊活はお金が一切かからない人もいれば、2000,000円ほどかかってしまう人もいます。さらに妊娠し、出産するとなるとよりお金がかかってしまいます。
そのため妊活を始める前に、ある程度貯金をしておくことをおすすめします。
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